中央公園プロムナードは、JR千葉駅東口から中央公園を結ぶ千葉市の目抜き通りです。千葉市の都心空間の質と魅力を高め、まちのイメージを向上させることを目的として、東口駅前広場と共に大幅な改修を行うプロジェクトに携わりました。また、初期の基本計画段階は、地元地権者と行政で構成される検討会組織による検討が行われましたが、この組織の運営についても携わりました。
デザインを行うにあたっては、歩行者に対するアメニティの向上を主目的としましたが、沿道の土地利用を踏まえて、商業的なにぎわいづくりについても配慮しています。
このプロジェクトには照明デザインを近田玲子さんに、植栽デザインを大橋鎬志にご指導いただきました。
千葉駅東口駅前広場から伸びる全長500m幅員50mの目抜き通り、沿道は金融機関やデパートなどの都心機能が立地しています。
千葉市は緑豊かなまちづくりを進めています。ケヤキの立派な並木道をつくるために、配置について特に配慮しました。緑を際だたせるように各施設をシンプルにデザインしました。
歩道照明は、本体に強化ガラスを使用した透明感の強いデザインとしました。ガラスにケヤキの影がうつり緑の豊かさを感じられます。
千葉市の都市空間を演出するにあたって、夜間景観を特に重要視しました。美しい夜間景観を演出することにより歩く楽しさを生み出しました。
交差点はバリアフリーに配慮し、車道をハンプさせフラットな歩道をつくりました。